前回までと同じような4つの楕円と外接円の原点に対して対称な配置の問題です。しかも、どうやら、こちらの配置のほうがより基本的らしいです。 基本的であるという根拠は、計算結果がかなりシンプルになることですかね。手計算でもできるレベルといっていい。 ここで注意すべきはa,bを独立に決められないらしいこと。言い換えると楕円の中心位置は偏心率eで制約されるらしい。前回までの配置では楕円の中心はa,bを決めれば自動的に決まりましたが、上図ではそうではないということですね。 解き方は前回と同じだけれど、第一象限の楕円の接点をx1,y1を選択するのが違い。 x1→ a s, y1→ b tとして偏心率eとする…