納税、のち、ヘラクレスメス のべつ考える日々 (コルク) 作者:品田遊 コルク Amazon ネットではオモコロのダ・ヴィンチ・恐山という名前の方が有名かもしれない。品田遊は彼の作家名義である。毎日noteで更新している日記を厳選し、再編集した1冊だ(ちなみに私も購読している)。 日々の出来事を鋭い視点から切り取っていて関心させられるかと思いきや、とんでもないミスの連鎖を生じさせている様で笑わせてもらったり、読んでいて退屈しない。時たま日記ではなく短編小説が現れることもあり、あらゆる角度の面白さが濃密に詰まっている。 一編一編が程よい短さなので、ちょっとした隙間時間や移動の際のお供にもおすすめ…