今日は休日だった。朝、いつものようにイオンに行きそこで野矢茂樹『ウィトゲンシュタイン 「哲学探究」という戦い』を読み始める。考えてみれば私が徒手空拳でウィトゲンシュタインなどを読み始めたのも、今関わっている発達障害関係のミーティングに参加するようになったからだ。私の考え方や書くものが哲学的だと言われて、それでそれなら自分なりの哲学を編むことができるのではないかと身の程知らずにも考えたのだった。とはいえ私がフォローできる哲学は本当に限られている。カントやヘーゲルに関心はなく主にウィトゲンシュタインを読み、彼の考え方を真似ようと試みている。野矢茂樹の本の中で、ウィトゲンシュタインの考え方が平たく整…