唐丹駅

この日は前日夜に釜石入りする予定でしたが、大雪の警報が出て交通機関は大荒れ、鉄道も運休するらしいとの情報を得てかなり歩きに行くか迷いました。しかし宿の予約もしちゃったし、今年度で東北を出ることも決まっていたので時間も限られていたため決行。午後休をとってお昼発でなんとか釜石にたどり着きました。 夜になるにつれしんしんと雪は降り積もり、東北と言えどあまり雪は積もらない太平洋の海沿いの釜石も一面の雪景色になりました。電車は夜は運休だったので早めに移動して正解でした。 三陸鉄道はなぜか運休の情報がなかったので結構強いのでしょうか。当日の予定にもかかわるので鉄道情報とずっとにらめっこしていました。 無事…

三陸鉄道唐丹駅は無人駅だが、駅前に藤橋商店ひまわりという商店がある。トイレ休憩を済ませた後、出発。 唐丹駅からは舗装路を3km程歩くと、峠の登り口に着く。ここを登った先が二つ目の峠、鍬台峠だ。 鍬台峠の標高は約450m。この日越えた峠の中で一番大変だった。鍬台峠もかつての街道だっただけあり、石塚峠と同じように昔の道が残っていた。ちなみに三つの峠のうち、三陸浜街道と呼ばれるものは石塚峠とこの鍬台峠の二つらしい。 峠まではキツかったが、迷わずに行くことができた。 そしてこの鍬台峠が釜石市と大船渡市の境界となっている。 釜石エリアの総評（個人的な感想） 釜石エリアは北部の鵜住居や箱崎半島を除くと、海…

本郷集落を通る県道249号線から本郷集落の住宅地に曲がる所に津波石碑がある。 八戸のハイカーさんとはここで別れた。進む方向は同じだが、歩くペースはそれぞれ違うので、いずれ別れることになる。 実は今まで書いていなかったが、私は運動が苦手で体力はあまりない。歩くペースも恐らく他の人より遅い。一緒に歩いてもすぐに置いていかれるだろう。 よって先に歩いてもらうことにして、私は今まで通りスローペースで歩くことにした。 津波石碑の近くには星座石があるので、寄ってみる。伊能忠敬が測量のためこの地を訪れた時の記念に建てられたらしい。貴重なものだろうが、私はそのあたりに詳しくないのでさらっと見ただけで先に進んだ…