日本共産党の、不破哲三の『資本論』解説の解説——「市場経済」活用論とその基礎づけ 日本共産党は、不破哲三の『資本論』解説を次のように解説する、 「さらに、『57~58年草稿』の「序説」として書かれた「経済学の方法」をとりあげて、理論的な研究をするときには、つねに現実の社会が「前提として」頭の中に思い浮かべられていなければならないというマルクスの姿勢も強調されています(101~107ページ)。つねに頭の中に現実の資本主義を思い浮かべて、それにむかって論理を1つずつ積み重ねて、一歩一歩迫っていく、これは、先ほど紹介した「発生論的方法」そのものです(106ページ)。 この方法は、『資本論』第1章の最…