2018年の大阪くらしの今昔館・企画展「商都慕情 -今昔館の宝箱-」の続編「商都慕情Ⅱ -水のまち大阪を巡る-」。 今回はテーマを「水のまち大阪を巡る」として、主に江戸時代には大阪市中に流れ込んでいた淀川の水運を中心に錦絵や掛け軸が展示され、円山応挙が京都伏見から大坂天満橋八軒家までの両岸光景を描いた「淀川両岸図巻」から選んだ六場面を1940年に大阪画壇の庭山耕園と一門が模写し画帖に仕立てた「淀川両岸帖」が展示さています。 「淀川両岸帖」は、2020年に大阪くらしの今昔館に新収蔵され今展示会が初公開と言う事で鑑賞に来てます。 以上の作品展示ですが、私個人的には「淀川両岸帖」より18世紀末に描か…