NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」第32回「災いの種」を視聴した。 源頼家という人は、本当に運がないというか、巡り合わせの悪い人だと思う。 たった18歳で父に死なれて鎌倉殿を継いだのが、不運の始まりだったろうか。 頼家が生まれたのは寿永元年(1181年)、頼朝が36歳の時だったという。せめて、もう少し早く産まれていればと思うけれども、頼朝と政子との出会いが治承元年(1177年)ごろだったようだから、どう頑張っても、+3年くらいしか稼げない。18歳と21歳では、重責を背負う大変さはそんなに変わらないだろう。 2代目鎌倉殿になったあと、強力な後ろ盾だった比企一族と、頼朝の代からの忠臣だった梶原景時…