大人になってからの、「じゃあ、また」 これって、若い時と今では言葉の重みが違う。若い時は大声で喧嘩しようが、深刻な対立になろうが、時間を空けたら本当にまた会えた。 その間隔が、年を取る度に長くなっていく。更には、その喧嘩が些細な程度だろうが、意見や価値観の違いに近いものだろうが、「じゃあ、また」にならず、そのまま縁が切れるようなこともでてくる。 その場はお互い大人な対応を取ったとしても、人として、互いにそれなりの年月を生きてきた大人であり、そんな大人が吐いた言葉や行動を、表向きはどうあれ、そう簡単に無かったことには出来ない。責任とか、そんな大層な話を持ち出すまでもなく、それが普通な気もする。「…