室町初期に活躍した備前国長船派の刀工。官途名は右衛門尉か。応永年間に活躍した備前国の刀工とその作刀は「応永備前」と呼ばれ、康光は同時代の盛光とともに応永備前を代表する刀工とされる。 応永備前の刀工 赤松満祐の依頼 参考文献 応永備前の刀工 寛政四年(1791)に刊行された『古刀銘盡大全』の「備前長船小反物系図」によれば、重吉の子であり、子に康貞・安守・安光・幸景がいたとされる。また同じく『古刀銘盡大全』掲載の押形に「備州長船住右衛門尉康光 応永廿一年(1414)十月日」がみえる。 作品は寸延短刀、小脇差が多く、太刀は少ないとされる。大作に二荒山神社(栃木県日光市山内)の「太刀 銘 備州長船康光…