東野圭吾の推理小説。 加賀恭一郎シリーズの第6作。
嘘をもうひとつだけ (講談社文庫)
おすすめ度：★★★☆☆ 嘘をもうひとつだけ （講談社文庫） [ 東野 圭吾 ]価格：550円（税込、送料無料) (2021/10/22時点) 楽天で購入 まとめ 独立した５作品が盛り込まれている加賀恭一郎シリーズの短編推理小説集 気軽に読むことのできるおすすめ作品 ＜嘘をもうひとつだけ＞ 元バレリーナ女性の転落死を題材として、主人公女性の目線で書かれている。そこに加賀恭一郎が捜査に訪れ話が進んでいく。 タイトルにも含まれている「嘘」がキーポイントになるだろうと考え読み進める。短編ということもあり、スラスラと読むことができた。 ＜冷たい灼熱＞ サラリーマンの夫が自宅に帰った際に、家で妻が死んでい…
2024年3月に読んだ本と観た映画をツラツラと。アメリカに出張したから、飛行機で見た映画が多め。 嘘をもうひとつだけ 嘘をもうひとつだけ (講談社文庫)作者:東野 圭吾講談社Amazon 本屋さんでふと目に入ったから買った。買ってから短編小説集だという事に気づいた。通勤の片道で読み終えるくらいのボリュームで丁度良い。全て「嘘」にまつわる話になっている。犯人も最初の方で明かされてて、刑事である加賀がその嘘を解き明かしていくストーリーになっている。徐々に犯人を追い詰めていく過程が緊張感があって面白かった。読み終わってから知ったが、この加賀刑事はシリーズ化されていて阿部寛で実写化もされてた。加賀刑事…
今は、東野圭吾の加賀恭一郎シリーズの「嘘をもうひとつだけ」と、同じく東野圭吾の最新作「ブラック・ショーマンと覚醒する女たち」と、呉勝浩の「Q」を読み進めている。最初に買ったのは「Q」だが、内容が少し暗いせいかなかなか進まず、逆にとても読みやすい東野圭吾の本の方が先に読み終えそうだ。 今日は散髪の間にかなり読み進め、「嘘をもうひとつだけ」を読了。短編集だが、いずれも読み応えのある傑作と言える。その後、「ブラック・ショーマンと覚醒する女たち」を読み進めており、おそらく先に読み終えそうだ。次は「赤い指」かな？
東野圭吾著、加賀恭一郎シリーズ第5の事件「私が彼を殺した」。これも、最後まで読んでも犯人が明かされない展開。ただ、単行本の最後に袋綴じ解説「推理の手引き」があり、迷う事なく開いて読んだ。そして、漸く犯人が分かった様な気がした。 まあ、よくここまで考えられるなと思う。最後の最後まで容疑者３人の中で誰が犯人が分らない展開は凄い。ただ、最後に種明かししてくれた方が普通に助かるけどな。 次は、次も加賀恭一郎シリーズで行くなら「嘘をもうひとつだけ」。短編集らしい。 あっ、書き忘れていましたが、実写化されたらればキャスト。 穂高誠：原田大二郎（世代が違いますが） 駿河直之：村杉 蝉之介（麻薬で捕まりました…
※ネタバレ注意！ 東野圭吾さんの「ダイイング・アイ」を読みました。 東野さんの作品の中では有名な方だと思いますが、僕は今回初めて読みました。 交通事故の真相が徐々に明らかになっていくミステリー要素もありつつ、慎介が監禁される辺りなんかは、この後どうなっていくのだろうというハラハラ感を味わえました。 後半は、いろいろと解明されていったはずなのですが……もう3か月近く前に読み終わったので、どんな終わり方だったか忘れてしまいました。（笑） プロローグで展開される、車と壁の間に挟まれて死ぬまでの美菜絵が走馬灯のように過去を振り返る場面と、その後にドライバーへ向ける死に際の目線。 冒頭から衝撃でした。 …
※ネタバレ注意！ 東野圭吾さんの「夜明けの街で」を読みました。 高校生のときに実写映画を観に行き、その後で原作小説も読んだのを何となく覚えています。 ただ、どんな内容だったかは、例によって完全に忘れていました。 テーマは「不倫」。 それに時効直前の殺人事件も絡んできます。 大きく盛り上がる場面はほとんどありませんが、不倫の結末が気になって、わりとスムーズに読み進められました。 不倫することの楽しみが伝わるようでもあり、一方でそれが発覚したときの恐ろしさも背中合わせで、いろいろと考えさせられました。 あとは、女性の勘の鋭さ。 主人公の奥さんも、結局不倫のことに気づいていたような描写で物語は幕を閉…
※ネタバレ注意！ 東野圭吾さんの「たぶん最後の御挨拶」を読みました。 作者曰く、これが最後のエッセイ集とのこと。 東野さんの自分史や自作の解説は、とても面白かったです。 これまでも東野さんのエッセイを数々読んできていたので、東野さんのことを知ったつもりになっていましたが、まだ知らない一面なんかも垣間見えて、よかったです。 一方、後半のエッセイ集は、なぜかあまりハマりませんでした。 ときどき「いいな」と思えるエッセイもあったのですが、エッセイのテーマが自分に合っていないのか、あるいは過去のエッセイ集で読んだものに近い内容だったからか、イマイチ波に乗れませんでした。 最後のエッセイ集ということで、…
※ネタバレ注意！ 東野圭吾さんの「使命と魂のリミット」を読みました。 父が亡くなった血管手術に対し、ある疑念を抱く研修医が主人公の物語。 全体的に、それほど盛り上がることはなく、かといって飽きるようなだらだら感もない、中途半端なストーリーだったと言えるかもしれません。 病院を脅かす犯人が仕掛ける罠も、何となく読めてしまって爽快感もイマイチでした。 クライマックスの、トラブルの中での手術の場面は、リアルな緊迫感があって面白かったです。 現実の医者も、これほど真剣に患者に向き合っているというなら、深く尊敬しますね。 地味な作品だったとは思いますが、いろいろな要素があって、それなりに楽しめました。 …
今回は、東野圭吾著「嘘をもうひとつだけ」です。 早速、簡単に紹介していきます。
※ネタバレ注意！ 東野圭吾さんの「赤い指」を読みました。 加賀恭一郎シリーズ第7弾となる本作。 以前に読んだことがあるので、何となく事件の鍵となることは覚えていました。 なので、とびきり驚くということはありませんでしたが、ラストの事実は「おぉ」とはなります。 犯人がわかった状態で、犯人側からも物語が描かれるということで、古畑任三郎を想起させる構成でした。 普通の犯人探しのミステリーも面白いですが、本作のようなタイプのストーリーも、どうやって探偵役が真実に迫っていくのかを辿るのが楽しいです。 あとは、前原家の人間に腹が立ちました。（笑） 特に、母の八重子は、一緒にいたら殺してしまうんじゃないかと…
※ネタバレ注意！ 東野圭吾さんの「夢はトリノをかけめぐる」を読みました。 東野さんがトリノ五輪を現地観戦した模様などが、ファンタジー風に描かれたエッセイです。 個人的には、東野さんの普通のエッセイも好きなので、別に本作のようにファンタジー風にアレンジする必要はないのではと思いますが、これはこれで楽しめました。 明るさというかテンション的には「ちゃれんじ？」と「さいえんす？」の間ぐらいかなという印象で、暗くはないけど特段明るいわけでもないという感じでした。 スキーやスノボーは僕も好きですが、ウィンタースポーツを観戦することはないので、東野さんがいろいろと懸念するのもわかります。 巻末の「2056…
※ネタバレ注意！ 最近は、個人的なマンガブームが落ち着いてきたのと、仕事の負荷が若干落ちてきたこともあり、読書に時間を割けています。 今回は、東野圭吾さんの「さいえんす？」を読みました。 先日読了した「ちゃれんじ？」の姉妹エッセイ集。 科学に関するエッセイが中心となっています。 「ちゃれんじ？」と比べると真面目で堅苦しい内容が多く、思っていたほど気楽には読めませんでした。 それでも、あるテーマについて自分以外の人がどういう風に考えているのかを知るのは面白いですね。 印象的だったのは、東野さんがキーボードの「かな入力」で文章を書いているという点。 また、「募金活動をする人は、寄付金を募るよりも自…
加賀恭一郎シリーズの第６弾です。 まだ”謎解き”に終始していて、ストーリーがイマイチですね。 推理小説なので当然かもしれませんが、 もっと、面白くてもいいんじゃないかと考えてしまいます。 「嘘をもうひとつだけ」東野圭吾
※ネタバレ注意！ 東野圭吾さんの「容疑者Xの献身」を読みました。 もう何度も読んだ作品ですが、よくできた話だなと毎回思います。 天才VS天才という構図も面白いし、それに相応しいトリックもあって、揃うものが揃ったからこそ成立したのだなと改めて感心しました。 評価： ★★★★★★★★★★ 通勤時間は、もっと読書に時間を割きたかったのですが、3月はとにかく仕事が忙しくて、電車の中でも寝てしまうことが多かった……。 東野圭吾作品 読了リスト （2018/06/14 - ） 01. 放課後 （2018/06/14 - 2018/06/21） ★×9 02. 卒業 （2018/06/21 - 2018/0…
※ネタバレ注意！ 東野圭吾さんの「黒笑小説」を読みました。 「笑小説」シリーズの3作目となる本作。 全体的に、変な話が多かったです。 面白かったのは、「インポグラ」「ストーカー入門」「臨界家族」辺りかな。 「ストーカー入門」なんかは、馬鹿馬鹿し過ぎて逆に面白かったです。 評価： ★★★★★★★☆☆☆ 軽く読むには本作は向いているのかもしれませんが、あまりスイスイと読み進めていけるタイプの作品ではないですね。 東野圭吾作品 読了リスト （2018/06/14 - ） 01. 放課後 （2018/06/14 - 2018/06/21） ★×9 02. 卒業 （2018/06/21 - 2018/0…
こんにちは、めめです！！！先週紹介した「金の角持つ子どもたち(藤岡陽子)」の影響もあり、新しいことにチャレンジし始めました。半年くらい机に向かっていなかったので、集中力を取り戻すことから始めています。まだ1回あたりの集中力は1.5時間くらいですが、徐々に戻していきたいと思います。さて、今週の読書記録です。今週は移動中に読んだ本が多かったように思います。移動中にテキストを読むと絶対に寝るので、移動中は読書時間に当てています。電車内で勉強している学生を見ると感心します。この間は某有名私立小学校の制服を着た男児が漫画「one piece」を読んでいて、「そういうのも大事だよね～」と勝手に共感してしま…
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