かつて鉄道で本州から四国へ渡るには宇野線から宇高連絡船に乗り継いで高松へ渡るのが一般的だったが、JR化して間もなく瀬戸大橋線が開業して宇高連絡船は廃止となった。鉄道連絡船は廃止になってすでに4半世紀になるが宇高航路は現在も民間フェリー会社によって細々と運航を続けている。昔の鉄道連絡船の雰囲気をしのんで乗船するのも悪くない。 フェリー乗り場 宇野駅から徒歩5分ほどのところにあるこじんまりとしたターミナルビル。鉄道連絡船廃止後も民間数社が競合して運航を続けていたが、瀬戸大橋の通行料金値下げにより利用客が激減し燃料費高騰もあって運行事業者が次々撤退。今や唯一四国フェリーだけが存続している。しかしそれ…