前回の話↓ edoandlee.com 二度消えた夢 幼い頃から絵を描くのが好きだった。そして「好きこそ物の上手なれ」とはよく言ったもので、小学生になると私の描いた絵は毎年のように市の美術展に出品されるようになっていた。親戚の伯母さんから「小学校の遠足で動物園に行った時、他の子は絵日記に動物園の話を描いてたのに、Yちゃんは汽車から見えた景色のことを描いてたんやって?お母さんが『あの子は感性がちょっと違う』っていうて褒めてたで」という話を聞かされて、なんだか嬉しかったことを覚えている。 中学になり一度は友達と剣道部に入るものの、部のゴタゴタに巻き込まれ1年で友達と退部し、2年からはまた同じ友達と…