寶龍山延命寺。三番札所普門寺から四番札所延命寺へは、県道57号線を南西に約2.2㌔・約30分程、藤井神社からでも約20分ほどの大府市大東町地内に鎮座します。 延命寺門前全景。右に「天台宗寶龍山延命寺」の寺標があり、その先に重厚な山門を構える。写真は、天保11年(1840)に建造された「文殊楼門」と呼ばれる三間一戸、二手先斗組の入母屋造の楼門。棟には鯱が乗せられ、両の間に仁王像を安置します。文殊楼門と呼ばれるように、楼上には文殊菩薩を安置するようです。市の文化財一覧を見ると延命寺には県・市指定の文化財15点を所蔵するようです。この山門も大府市文化財に指定されており、現在の姿は昭和61年(1986…