● 棚沢直子氏書評・図書新聞 2021年10月29日号 ● 竹倉史人氏書評・週刊読書人 2021年10月29日号 多彩かつ深遠な眼差し : 『見出された縄文の母系制と月の文化』 書評 竹倉史人 / 人類学者 2021年6月刊行 高村逸枝の女性史研究を継承し、先史縄文に〈母系・母権〉と〈月の文化〉、〈コモンの社会像〉を見出した著者の、生涯をかけた研鑚の足跡をつづる大著。 高良留美子著『見出された縄文の母系制と月の文化 ―〈縄文の鏡〉が照らす未来社会の像』 ・書籍詳細ページ ・amazon 高良留美子 (こうら・るみこ) 詩人・評論家・作家、女性史研究者。1932年生。1962年、詩集『場所』によ…