図書館ホスピタル 著者:三萩せんや 図書館ホスピタル 作者:せんや, 三萩 発売日: 2016/07/27 メディア: 単行本 本の内容 元気だけがとりえの悦子が、ひょんなことから図書館に就職した。ところがそこは普通の図書館と違う、不思議な噂が存在していた。館長や同僚司書に助けられ、悩める利用者さんを救えるか? 図書館で借りたお楽しみ袋に入ってた最後の3冊目、全部図書館ネタでした!! 以下感想。ネタバレは少し。
処方箋のないクリニック (小学館文庫)作者:仙川環小学館Amazon 青島総合病院の裏の雑木林の中に、放棄された木造平屋建ての診療所があった。病院創業者の息子である青島倫太郎はそこで「総合内科」を開き、迷える患者のよろず相談に乗るのであった……!【もみじドライバー】 年を取って運転がおぼつかなくなっても免許証を返上しないで農業を続ける樫尾平蔵さん。農地の土地利用問題も絡んで複雑な利害や思惑が絡む。果たして落としどころは……?【サプリ教信者】 しっかり者だったはずの綿貫志保理さんの母・絹枝さんがインチキ高額サプリにはまってしまった!そこに至った理由は……?【総合内科 本日開院】 話はちょっと戻っ…
三萩せんやさん作。 二十数年前の病院から物語は始まる。 病院の中の図書館。 そこで穏やかな時を過ごす患者さんたち。 やがて院長が亡くなり、病院は閉院した。 だが、院長の遺志で図書館だけは残った。 そこから、物語は現代に移る。 まるで映画のような展開。 就活にがんばってきた主人公だが、就職先が決まらない。 親戚に声をかけてもらい、図書館の面接を受けると、採用された。 本なんて読んだことがないのに、人を元気にさせるのが特技だと言うと合格した。 そこは、図書館ホスピタルと呼ばれていて、元気のない人が元気づけられる図書館だった。 図書館のスタッフになり、月の読書数0冊だった主人公が、本の面白さに気づい…
図書館ホスピタル作者:三萩せんや河出書房新社Amazon その病院の院長は本が好きだった。だから病院内に図書室があり、専任の司書もいた。 やがて高齢の院長は天寿を全うし、その病院は跡継ぎがいないために閉鎖された。 しかし院長は遺言を残していたのだった。それに従い、病院跡地に私設の図書館が設立された。その私設図書館を人は【図書館ホスピタル】という……。 本作品はその図書館ホスピタルに新任として入職した元木悦子さんの成長物語。 悦子さんは大学では柔道部で活躍していたバリバリの体育会系で本などほとんど読まなかったという設定。それが図書館の司書として正規雇用されるのだから非常に運がいいですね。 現在は…