今記事からは 大氣中を伝わってきた言葉が 聞き手もしくは自分の耳に入り 再び真名となっていく段階を 司る子音言霊の検証に入ります。 古事記の本文はこうです。 この大山津見おおやまつみの神 野椎のづちの神の二神ふたはしら 山野によりて持ち別けて 生みたまふ神の名は 天あめの挟土さつちの神。 次に国の挟土の神。 次に天の挟霧さぎりの神。 次に国の挟霧の神。 次に天の闇戸くらどの神。 次に国の闇戸の神。 次に大戸惑子おほとまどひこの神。 次に大戸惑女おほとまどひめの神。 次に生みたまふ神の名は 鳥の石楠船いはくすふねの神 またの名は天の鳥船とりぶねといふ。 次に大宜都比売おほげつひめの神を生みたまひ…