国を壊す

(一般)
くにをこわす

朝日新聞でアフリカを専門に多数の記事・本を書いている記者・松本仁一氏が、2007年10月から同紙で連載しているルポ。

80年代、アフリカの希望と呼ばれたが現在荒廃の極にあるジンバブエを舞台に、国家が崩壊する時の状況やプロセスを詳しく報告している。


連載第一回・リード文

「アフリカの希望の星」と呼ばれた国があった。80年に白人支配から独立を果たした南部のジンバブエ。
農産品は需要を満たし、輸出で外貨収入の3分の1を稼ぎ出した。識字率は90%を超え、労働力の質は高く、鉄道の独自運行も可能だった。それが今――。
農業はやせ細り、飢えが広がる。インフレ率は7千%を超えた。苦しさに耐えかね、国民の4分の1が近隣国に脱出している。

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