参議院選挙が終わり、与党自民公明は衆参両院ともに、過半数を超える安定基盤を作り上げました。 しかし安部元総理が選挙応援の最中に凶弾に倒れるという、前代未聞の事件が起き、今後の政権運営にも混乱の種を残した再スタートとなりそうです。 海外の安倍氏の訃報への反響の高さに驚いて、国葬を実施することになったようです。 国内の山積した課題もさることながら、世界に向けた情報発信力という点で、不安の残る点は否めません。 保守勢力を束ねる求心性が欠けてしまったことにより、政権運営にも微妙な影を落としていると懸念されています。 精力的に海外に出向き、日本の立場を示しながら、各国のリーダーと人間関係を築いてきた安部…