修習生だった頃の話 6月頃、暑い中大阪地裁でややこしい殺人事件の起案に四苦八苦していた僕は、修習が終わる17時以降の時間が暇すぎたのと、「進歩してる感」が無いから何か資格でも受けようかと思って探した。 そして、せっかくなら「バックパック旅行」という趣味と絡んで話のネタにでもなるものがいいなと世界遺産検定を受けることに。 というのも、修習してると自己紹介とかスピーチをする機会が多いが、そのときにキャラを立たせるためにも趣味の話をすることが多い。 大阪修習での友人には例えばラーメン食べ歩きが好きすぎてラーメン作りを趣味にしている人がいて、「ラーメンの◯◯君」みたいになる。裁判官が「〇〇君にラーメン…