コロナ禍ながら史上2位の総売上を記録するなど、大盛況に終わった今年のセレクトセール。数々の高額落札ニュースが飛び交う中、最も大きな話題となったのは1歳馬の史上最高落札額5億1000万円を叩き出したシーヴの2019だろう。 落札した「ショウナン」の国本哲秀氏は「10億まで降りないつもりだった」「今日はもう(他馬を)見なかった。最初から決めていました」と、シーヴの2019の価値を改めて強調。平均落札2億円を超えたディープインパクト産駒の中でも、一際大きな光を放った。 さらにその翌日、今度は半弟にあたるシーヴの2020が、こちらも2億1000万円という超高額で落札。父がハーツクライに替わったにも関わ…