令和3年2月8日 <2月8日> 国立大重症病床 コロナ活用半ば。新型コロナウイルスの重症者の受け入れ先として、高度の医療技術を持つ国立大学病院が十分に活用されていない。日本経済新聞が重症者病床のうちコロナ患者向けの割合を調べたところ、国立大病院は17%で、民間を含む全国の割合を4ポイント下回っていた。6割の病院が全国水準に満たなかった。受け入れ余力を高めるには民間病院との役割分担が欠かせない。 病床確保が難しい理由としては回答した全病院が「コロナ以外の医療への影響」を挙げ、「人材が確保できない」との回答も82%に達した。確保病床を増やす具体的な計画があるのは秋田大、東京医科歯科大の2病院のみ。…