リスト::美術館 川崎造船所社長であった故・松方幸次郎氏の松方コレクションを中心に西洋の絵画、素描、版画、彫刻を収集した美術館。上野公園内にある。 常設展として15世紀〜20世紀の絵画が展示されているが、特にロダン(地獄の門、考える人、カレーの市民など)、モネ(睡蓮、舟遊び)のコレクションが豊富。 また、企画展も随時実施されている。 デジタルギャラリー、資料室、ギャラリーショップのほかに、カフェ「すいれん」も営業している。
『ここは未来のアーティストたちが眠る部屋となりえてきたか?』。2024.3.12~5.12。国立西洋美術館。 2024年3月27日。 https://www.nmwa.go.jp/jp/exhibitions/2023revisiting.htm (『ここは未来のアーティストたちが眠る部屋となりえてきたか?』サイト)。 この展覧会は、国立西洋美術館においてはじめて「現代美術」を大々的に展示する機会となります。こんにちの日本で実験的な制作活動をしている、さまざまな世代の20を超えるアーティストたちの作品が集います。 主として20世紀前半までの「西洋美術」だけを収蔵/保存/展示している国立西洋美術…
乱文になるが、もう以前のやうに平日ゆつくりと書く事のできぬ故、忘却するよりは文章に残して置きたいと思つた次第。 此頃の私の顔には、拭へぬ生活の痕が顕らかである。又、立居振舞や言ひまわしから、余裕が消えたと思ふ。平生のやうに仏蘭西料理店でマダムと会話をしてゐて、さう思つた。怕くなつた私は上野の西洋美術館へと出かけた。 この行動は説明を要するだらうか。私の症状は病める魂に起因するのだ。魂への処方箋は愛、信仰、芸術、つまり「美」である。私は美の奔流に洗はれたかつた。Lavabis me Domine. ところで、西洋美術館にキリストの復活を描ゐた絵画の所蔵はあるのだらうか。寡聞にして知らぬ。磔刑図や…
11時01分に上野駅に到着。 上野恩賜公園。 桜は満開を過ぎていたが、桜吹雪が綺麗だった。 上野恩賜公園 Ueno Park 公式ホームページ 3月22日(金)~4月7日(日)の間、「うえの桜フェスタ2024」が開催されていた。(当初は3月31日(日)までの予定だったが、延長された。) 【公式】うえの桜フェスタ2024 上野東照宮ぼたん苑では、4月9日(火)~5月8日(水)の間、春のぼたん祭が開苑中。(行かなかった) 上野東照宮ぼたん苑 国立西洋美術館へ。 ここは未来のアーティストたちが眠る部屋となりえてきたか? ――国立西洋美術館65年目の自問|現代美術家たちへの問いかけ ここは未来のアーテ…
minne国立西洋美術館コラボ。 私はエドヴァルドムンクの「虎と熊」を選んだのは先日来のお知らせの通りです。 minneで販売中です。 minne.com minne.com 企画参加についてはここから。 kurosuke3796.hatenablog.com が、実は没になったネタもありまして。 おはようございます。 こぎん刺しのテディベア・動物ぬいぐるみ製作の、kogin*bear style こひろです。 画像のようにこぎんウサギでロダンの「考える人」ポーズを作ろうと思ったのです。 手足を長くすればできるはずと。 ですが西洋美術館にも考える人グッズが多いしと思ってやめました 動物の考える…
木曜日に国立西洋美術館に行ってきました。キャンパスメンバーズという制度を利用すると対象の大学関係者は無料で常設展に入れるのでありがたいです。今回は国立西洋美術館の感想を書きます。 館内に入って最初に見たのは宗教画と静物画でした。この二つが一番のお気に入りでした。静物画の良いところは見ると頭がすっきりするところです。静物画はキャンバス内で完結していて、それより外の世界がないように感じました。描かれているテーブルや上の物がどこに置かれているのかイメージできなかったのです。そのため、余計なことを考えずに絵を楽しめるので頭がすっきりするように思えたのでしょう。 宗教画は東洋との違いが如実に表れていて面…
お久しぶりです。皆さま景気はいかがですか。私はまたしても就職活動に頓挫し煮詰まっております。やはり障害をクローズにしても、30年もブランクがあって連れ合いも子供もいないでは世間は相手にしてくれないようです。人手不足だというから、何らかの口はあるかと思っていたのですが、当たり前ですが誰でも就職できるという訳ではない世の中のようです。勢い先月は、やらないと明言したストックフォトに300枚投稿とかしましたが、アクセスはほぼ無く、売れる売れないどころの話ですらありません。気短な性格は直らず、じっと耐えるということにも嫌気がさし、またまた前言を翻し、ここに愚痴を書いている次第です。 加えて、鬱病だった友…
この展覧会は、国立西洋美術館においてはじめて「現代美術」を大々的に展示する機会となります。こんにちの日本で実験的な制作活動をしている、さまざまな世代の20を超えるアーティストたちの作品が集います。 1959(昭和34)年に松方コレクションを母体として開館した国立西洋美術館の成立前史の記憶を紐解いてみると、この美術館はむしろ、開館以後の時間を生きるアーティストらが所蔵品によって触発され、未来の芸術をつくってゆける刺激の場になってほしいという想いを託されながらに建ったということができます。 しかしながら、国立西洋美術館がそうした「未来の芸術」を産み育てる土壌となりえてきたのかどうかは、これまで問わ…
国立西洋美術館というほぼポスト印象派ぐらいまでの西洋絵画しか集めていない美術館が日本の現代アートという全く重ならない領域の展覧会をやるということで楽しみにしていた。開幕前日の内覧会で「ここは未来のアーティストたちが眠る部屋となりえてきたか?」という問いかけを題した展覧会の、それとは関係のない原因で軽く炎上していたのでますます楽しみになった。 西洋美術館が自らに問いかけるとともに、「美術館とは何か?」「現代アートとは何か?」ということに加え、「『私たち』とは何か?」「公共性とは何か?」というもっと大きな問いを投げつけるものであった。しかし普段美術館に行くのと全く違う頭を使った。田中功起は美術館へ…
東京の上野にある国立西洋美術館に行ってきた。目的は企画展の「ここは未来のアーティストたちが眠る部屋となりえてきたか?」を見ること。当館初の現代美術展ということで前々から気になっていた。展覧会のコンセプトとしては現代美術家は西洋美術館をどう見ている/見ていたのか。 その感想と備忘録。あと点数付け(わかりやすい!) ①中林忠良 73点 当館エピソードを抜いて導入は版画から。腐蝕の過程そのものを作品にしてた。長谷川潔を稲沢の荻須美術館で見た時超絶技巧ですごいと思ったがそういう版画ではなく、やや神秘性を感じるタイプ。ルドンなどが置かれていたのもなんか納得。 概観も含めて導入としてはよかったと思う。 ②…
昨日の寅紹介の記事に引き続き、4月販売予定の 国立西洋美術館コラボの総刺しこぎんシリーズ。 エドヴァルド・ムンク「虎と熊」を題材にしたのでした。 きょうは相棒のクマを紹介します ツキノワグマの子どものような黒いクマです。 おはようございます。 こぎん刺しのテディベア・動物ぬいぐるみ製作の、kogin*bear style こひろです。 前にもお知らせしましたが minneでの企画、国立西洋美術館とのコラボの企画に参加予定で、こぎんトラとこぎんクマがその作品です。 ライセンスを購入することで公式のコラボアイテムとして製作販売することができます。ライセンスはすでに購入済み。 企画についてはコチラ …
国立西洋美術館にてキュビズム展を見た後に常設展に行きました。2回目ですが、やはり何回見ても良い物は良い。殆どの作品が撮影OKなので今回も撮りまくりました。 ちなみに、前回も撮りまくったのですが、結構な確率で同じ作品を撮ってました。覚えてなかったんかい!って気持ちと、やはり好みは早々変わるものではないのねぇって知見を得ました。 私の大好きなブグローの作品。美しい、そしてエロい。 これまたブグロー先生。私、勝手に先生にシンパシーを感じております。ブグロー先生大好き。ちなみに前回も撮ってました。 これまた前回も撮ってました。俺どんだけセガンティーニ好きなんだよ。 これまた前回も撮ってました。ロセッテ…
前回は、横浜美術館等で開催されている「第8回横浜トリエンナーレ」と国立西洋美術館で開催されている「ここは未来のアーティストたちが眠る部屋となりえてきたか?」展について書きました。 現代のアーティストの作品は昭和レトロなものが多い印象だったので、なんとなくレトロな感じを味わいたい気分になり、小金井公園にある江戸東京たてもの園を観に行ってきました。 ひょっとしたら、まだ小金井公園の桜が見れるかと思ったのですが・・・さすがに、ソメイヨシノはほとんど散っていました・・・けど、他の種類の桜は咲いていました。 特に江戸東京たてもの園内には、八重桜の木が植わっていて満開だったので、かえって良い時期だったみた…
先日作った「国立西洋美術館コラボ企画」の こぎん刺しぬいぐるみ。 無事にminneの特集に載りました。 ↓見慣れた虎がいますねw やあ。 こちらの白虎、出品したら売り切れたので 受注生産形式にして再製作したところ 再び無事おうちが決まりまして。 こちらを発送してライセンス取得後、再度、受注生産にしようと思っています。 あたらしくできたのがこちらです。高さ7cm,7000円+送料 minne.com 製作についての詳しい話はこちらから。 ショップページにも記載しています kurosuke3796.hatenablog.com おはようございます。 こぎん刺しのテディベア・動物ぬいぐるみ製作の、k…
先日、国立西洋美術館で「ここは未来のアーティストたちが眠る部屋となりえてきたか?」を見てきた。副題に「国立西洋美術館65年目の自問 現代美術家たちへの問いかけ」とあるように、1959年の西洋美術館開館以来初となる現代美術展である。 気づけば2012年のユベール・ロベール展(廃墟!)以来の来館となった。乱暴に要約してしまうと、さまざまな現代作家による収蔵作品からの影響・反響としての作品や、西洋美術館という場所への批評性を内在した作品を、近代日本の美術制度への批判を試みた活動を含む作品が展示されている。 第一印象としてなんと言っても、文字量の多さである。およそ21組の作家が参加しているので、すべて…
『美と殺戮のすべて』 サービスデーだったので有楽町でローラ・ポイトラス『美と殺戮のすべて』(2022)を見てきた。 ナン・ゴールディンには、荒木経惟的な「私写真」のひとという雑なイメージしか持っておらず、ほとんど興味がなかったのだが(どちらかというと同時代の写真家ではティルマンスに関心があった)*1、オピオイド危機の最中、抗議活動を展開したということを知り、アート・アクティヴィズムへの関心から映画を見た。 ※下記ネタバレあり。注意※ 冒頭に描かれるのは2018年のNYのメトロポリタン美術館での「ダイ・イン」。ゴールディンらが結成した支援団体P.A.I.N.(Prescription Addic…
私がかってに勘違いしたのか、去年も訪ねた芦ノ湖の湖畔の一本桜が「咲いた」という情報を目にしたと思って箱根に出かけてしまった。 今年は寒さで全体に開花が遅れてるのに、去年(4/16)と同じはおかしくないかと内心で訝りつつも、去年は散り初めてたし、これでも遅いのかと半分納得しつつ出かけたら、まだ全然咲いてないでやんの。 唖然としつつも、こんなことだろうなとの思いもあり、天気も良いし、そのまま大涌谷に向かった。 大涌谷 この辺りは、日本人はどこに行ったの?って感じ。 それはいいとしても、大渋滞でここからはバスは諦め、ロープウェイと 早雲山登山電車で 早雲山箱根彫刻の森まで一気に降った。 《嘆きの天使…
展覧会『飯田美穂・石井海音・黒宮菜菜「The Three Graces」』を鑑賞しての備忘録三越コンテンポラリーギャラリーにて、2024年4月3日~15日。 人々の「寝る」姿を描いた名画に取材した飯田美穂、大きな目を持つ少女をモティーフに映像を主題とする石井海音、蝋で固めた画面に描画する黒宮菜菜の3名の絵画を展観。 飯田美穂は人々の「寝る」姿を描いた名画を題材にした絵画のエッセンスを提示する。《Image, Louvre, Eugene Deveria》(608mm×725mm)は、ウジェーヌ・ドゥヴェリア(Eugène Devéria)の《Jeunes femmes assises》(182…
上野の森美術館でモネを堪能した後、同じ上野公園にある国立西洋美術館に赴きました。こちらではキュビズム展が行われておりまいた。 www.nmwa.go.jp もうこの看板を見ただけで身構えてしまいました。実は私、昔からピカソが苦手なんです。何が良いのか、何が評価されているのか、全く微塵もこれっぽっちも理解できないんです。ある程度絵画を知るようになった今でさえ、寧ろ尚更、私には分からないんです。私の中でピカソそしてキュビズム以後は理解できない代物として認識しております。なので現代アートはもっと分からない。 そんな苦手意識があるのにもかかわらず、今回あえてキュビズムのど真ん中に飛び込んでみたのですが…
2月20日の市民による防衛省交渉とその後の追加質問によって、防衛省が導入を企てる殺人ドローンの候補機7機中、イスラエル製が5機を占め、川崎重工、日本エヤークラフトサプライ、海外物産、住商エアロシステムがその輸入代理店となっていることが判明しました。 3月末でイスラエルでの実証試験は終わり、出された報告書に基づいて、絞り込みが行われる見込みです。イスラエル製殺人ドローンの輸入は、日本がイスラエルによるジェノサイド・民族浄化を容認するというメッセージを送るに等しいものです。このあり得ない虐殺加担を止めるために、3月15日の「殺しで儲ける会社ツアーデモ」に続いて、防衛省前での抗議行動が行われます。ぜ…
国立西洋美術館の「どようびじゅつ」プログラムに参加。期待よりずっとずっと楽しいものだった。こういった活動を美術館から提供してくださること、感謝にたえない。私ももちろん主体的に楽しんだ、絵に描かれた木にさほど関心を持ってこなかったが、あえてつぶさに見ると面白い。子どもと一緒じゃなくても、絵をアクティブに鑑賞するやり方の一つをおすそ分けするような取り組みは必要なのかもしれない。絵を見ること、絵を描き出すことの豊かさもまた、人生をよくする。 翻って東京国立博物館の中尊寺金色堂の展示は、芋洗いでよく分からなかった。あんまり展示物も多くなく、まあそもそも平泉の中尊寺に行ってそんなに面白いかというと、とい…
前回は板橋区美術館で開催されている「シュルレアリスムと日本」展を観てきた事を書きました。 シュルレアリスムが日本に紹介された当時、影響を受けた日本の画家達の作品が多く展示されていました。 今週は、最近のアーティスト達の作品を観ようと思って、横浜美術館等で開催されている「第8回横浜トリエンナーレ」と国立西洋美術館で開催されている「ここは未来のアーティストたちが眠る部屋となりえてきたか?」展(長い展覧会名だなぁ)を観てきました。 実は、この前のNHK日曜美術館で「横浜トリエンナーレ」が取り上げられていて、続くアートシーンで「ここは未来のアーティストたちが眠る部屋となりえてきたか?」が取り上げられて…
オフィシャル 00:10:52/鈴木愛理30歳バースデーイベント日程のお知らせ (鈴木愛理) 12:11:12/【4/12更新】Juice=Juice 植村あかり Juice=Juice 18thシングル『トウキョウ・ブラー/ナイモノラブ/おあいこ』 発売記念 <2ショットチェキ会/一言サイン会/ランダムチェキサイン会/お話し会>開催決定のお知らせ (ハロー!プロジェクト) 12:11:19/【4/12更新】Juice=Juice 植村あかり Juice=Juice 18thシングル『トウキョウ・ブラー/ナイモノラブ/おあいこ』 発売記念 <2ショットチェキ会/一言サイン会/ランダムチェキサイ…
「ここは未来のアーティストたちが眠る部屋となりえてきたか? —— 国立西洋美術館65年目の自問|現代美術家たちへの問いかけ」の内覧会で起きた抗議活動を機に、文化研究者・アーティストの山本浩貴が緊急寄稿(全4回予定) という記事が出てきたんだけど、その中でガザで行われていることはジェノサイドなのか、と問う部分で何故か国際法学者ではなく、超パレスチナ寄りで反イスラエルのアラブ学者の言が引用されてて、 頭おかしいな、となった。 争いの片側に肩入れする人間に意見聞いてどうするの? しかも一方のテロから始まってるわけですが。 こういう意味わからない記事をおすすめに出してこないでほしい。