大垂水峠(おおたるみとうげ) 大垂水峠は国道20号の東京都八王子市と神奈川県相模原市緑区の間に位置しており、当時の関東の走り屋の中ではメッカ的存在である。土曜日の夜から日曜日にかけて、多くの走り屋とギャラリーが集まり、夜中まで二輪・四輪ともに走り合い、テクニックやフォーム、コーナリングスピードを披露し合っている。このため事故も多発するし、テクニカルなコーナーの脇には必ず花が供えられている異常な状況となってそうです。当局からの取締りも厳しく、峠の出口ではネズミ捕りや警察の警戒が行われ、事故を起こしたライダーに対しても厳しい対応が取られている。 大垂水峠の伝説の走り屋(1986-1987) 峠が一…