《前回の続きから》 blog.railroad-traveler.info セキ6000は、セキ3000を改造してつくられました。改造内容は台車を交換した程度で、車体など根本的な構造は変えられていません。台車交換をした程度で、形式を変更となる例はそう多くありませんでした。これは、改造を施すことになった理由にあると考えられます。 というのも、既にお話したように石炭は比重が軽いため、積載する容積の割には荷重が軽くなってしまいます。言い換えれば積んだ量の見た目は多いのですが、重さは軽いということです。そのため石炭車は容積を大きく取ることで、積載荷重いっぱいの石炭を積むことができるようになっていますが…