いつも拙筆のブログをお読みいただき、ありがとうございます。 国鉄時代の鉄道貨物輸送は、貨車1両単位で輸送する車扱貨物輸送であったことは、これまで何度もこのブログでお話してきました。小口の混載貨物からビールやオートバイに至るまで何でも運ぶことができた有蓋車や、砂利などを運んだ無蓋車、そして穀物やセメントなどの粉体をばら積み輸送したホッパ車など、運ぶ貨物の形合わせて様々な車両が作られ運用さていました。 もちろん、1本の貨物列車にはそうした様々な物資別に適合した貨車を充てていたので、とにかくバラエティが豊富で、操車場での入換作業はもちろん、最高運転速度が75km/hと今日では考えられない速さで走る貨…