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国鉄D51形蒸気機関車

(一般)
こくてつでぃごじゅういちがたじょうききかんしゃ

日本国有鉄道の前身である鉄道省が設計し、1935年(昭和10年)から1945年(昭和20年)にかけて1115両 製造されたテンダー式蒸気機関車。この1形式で生産された1115両は電気やディーゼルを含めた機関車の中で日本最大の記録である。
愛称は「デゴイチ」。

形態

  • 初期の1〜96号機は煙突から砂箱まで一体型のド−ムで覆われておりナメクジと呼ばれる。また22/23号機はそのドームが運転台まで伸びておりスーパーナメクジなどと呼称される。
  • 101号機以降が標準型とされている。
  • 1100輌を超える輌数のためギースルエンジェクタやデフレクターなどに個体差が生じており様々な形態がある。

主要諸元

  • 全長:19,730mm
  • 全高:3,980mm
  • 車輪配置:1D1(ミカド型)
  • 動輪直径:1400mm
  • シリンダー(直径×行程): 550mm×660mm
  • ボイラー圧力:15kg/cm²
  • 火格子面積:3.27m²
  • 全伝熱面積:168.8m²
  • 付熱全面積:221.5m²
  • 過熱伝熱面積:41.4m²
  • ボイラー水容量:6.0m³
  • 機関車運転重量:78.37t
  • 動輪軸重(最大):14.30t
  • 炭水車重量:47.40t
  • 馬力:1,280PS

保存

JR東日本の498号機やJR西日本の200号機*1が動態保存されておりイベント列車を牽引している。また上記の梅小路蒸気機関車館鉄道博物館そして交通科学博物館、肥薩線矢岳駅構内などでも静態保存されている。また、全国各所の公園で静態保存をされているのを見受けることができる。
JR東日本の498号機はEL&SLみなかみ号などで運用され幅広い人気を集めている。

リスト::鉄道車両の形式::機関車

*1:ただし、本線上を走れるような状態ではなく梅小路蒸気機関車館内での運転となっている。

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