今年に入り、世界経済の回復期待から、国際商品価格が、上昇基調をたどるなか、ブラジルや、ロシアなどの資源国の通貨が軟調です。 国際商品の総合的な値動きを示す、CRB指数は、昨年末の、167台から、足元では、190近くまで、約12%上昇しました。 WTI原油先物は、1バレル=60ドル台で推移していますが、50ドルを割っていた昨年末に比べ、25%上昇しています。 対照的なのが、資源国の通貨の動きです。 昨年末と比べ、対ドルで、ブラジルレアルが、10%、NZドル、ロシアルーブルが、3%下落するなど、資源国通貨は、弱含みに推移しています。 豪ドルや、南アフリカランドも弱含みです。 通常は、国際商品価格が…