international organization
国際的な組織。厳密には国家(主権国家)を構成員とする組織。よって、非政府組織であるところのNGOは含まれない。
世界全体を対象とする「国際」のイメージに最も近い国際連合およびそれに属する諸機関の他に、先進国だけが加盟するOECD(経済協力開発機構)のようなものや、ASEAN(東南アジア諸国連合)のような地域協力機構も含まれる。
国際機関は、世界に平和をもたらし、世界を飢餓から救うという詭弁を翳し、米国政府とともに、遺伝子組換え作物を蔓延させてきました。 日本も例外ではありません。 現在は、遺伝子組換え作物の輸入だけで留まっていますが、TPP以降は栽培も始まるかもしれません。 やがて日本のお米も汚染され、在来種が奪われるかもしれません。 実際遺伝子組み換え食品を食べると写真のようになれるかもしれません。 (参照:モンスター食品は世界を滅ぼす) なぜこのような危険な食品を宣伝するのでしょう?アンディ・リース著「遺伝子組み換え食品の真実」より引用してみます。 【世界貿易機関(WTO)】 自由貿易を推進し、多国籍アグリバイオ…
United Nations. ユナイテッドネイションズ
国連機関職員として現場に入っていると、緊急性が高いこともあって、業務において定時という概念はあってないようなものだし、平日・休日の区別もないことが頻繁にある。 とはいえ、そういう中でも土日は平日と比べれば時間ができることが多い(少なくとも、緊急の用事がない限り、打ち合わせが入ることは少ない)。なので、平日とは違う時間の使い方ができる。 休日に何ができるかは、その現場の状況による。首都であれば、アフリカであっても一通りのものはそろっているし、地方都市であれば、首都ほどではないにせよ、市場に買い物に行くというようなことができるし、休日にまとめて買い出しをすることがルーティンにもなる。 そして僕のよ…
前回までで、(1)そもそも仕事量が多いし無茶ぶりが多いのはみんなわかってるんだから完璧を目指す必要ない、(2)みんな自分のそれなりのベストを尽くして、悪気があるわけではなく振ってきているんだから、厳しい要求でもしょうがないよね、と考えることで心の余裕を作る、ということを書いた。 ここでは、そうした中でも、一定の成果を出していくにはどうしたらいいのか、というのを書いてきたいと思う。まだ今の仕事で成果を出したとは言えないから、本当に正しいかはわからないけれど、そんなに外してもいないと思う。 完璧を目指さない、というのと近いけれど、・時が解決するということを大前提に動く。 これはどういうことかという…
前回は、仕事量の多さと、その中で完璧を求めるのはナンセンスとさえ言えるということを頭に入れておくといいと思う、ということを書いた。 とはいえ、日々、上下左右から要請・指示・依頼が飛んでくるくるのは、それ自体、メンタル的に厳しいものがある。それらはこなさないといけないことなのに、自分が十分にこなせていないということを十二分にわかっていると、かなりつらい。その仕事がこなせないのは、自分のチームメンバーによるところが大きいこともあるし、そうすると、その仕事がこなせないチームメンバーや部下に対するストレスと同時に、自分の管理能力の低さを思い知ってダブルでメンタルに来ることもある。 その中で、自身のメン…
国連の現場、と一言にいっても、組織の種類も、場所も、仕事内容も大きく異なる。だから、ここで書いてあることが、そのすべてで当てはまるなんてことは、たぶんあり得ない。そもそも、メンタルなんてきわめて個人的なものだから、同じ現場の同じ仕事でも、同じ方法が適用可能かどうかなんて、わからない。 とはいえ、選択肢の一つとして提示することはできると思うし、そういう意味では、国連の現場に限らず、ここで書く方法が適用できるケースはあるかもしれない。あくまで、こういう考え方もある、ということを知っておいて損はないというくらいの感じで、読んでいただければと思う。(なおここでは、一定期間、同じ事務所・同じポジションで…
国連機関の現場で働いていると、本部や他の組織、加盟国などから現地視察をしたいという要望を受けることがよくある。目的は大きく3つくらいで、(1)自分たちの出したお金がどう使われているのか、(2)事前に計画した活動が予定通り行われているか、(3)今後の計画を作るために現場の状況を知りたいとか、というのに集約される。 それに対して現場で受け入れる側も、旅行代理店ではないので、たまにやってくるこうした人々に対して、日ごろは伝えられないことを伝える。要は、お金が必要だということを、現場の具体的な様子とそこでの満たされていないニーズをうまく組み合わせて、アピールする。 視察にやってくる人の組織や組織内での…
今、僕が働いている組織のオフィスでは、残業手当や夜間・休日手当というものは存在しない。他の機関や他の事務所ではどうなのかわからないけれれど、これはある程度、国際機関一般に言えることなのではないかと思う。 もちろん、就業時間は定められていて、チャドの場合はどの機関も、月~木は9時間(1時間の休憩込み)、金は午前中(正確には午後1時)までと定められている。金曜日の午後は、イスラム教の長めの礼拝があるからだと思う。 したがって、就業時間以外で働けば、それは残業となるわけだけれども、特段、そういう概念もなく、やるべきこと/やりたいことがあれば働くし、そうでなければ、就業時間が終われば帰る。 当たり前の…
(今回、アトリエ(英語・日本語でいうところのワークショップを開催することになった。その経緯や準備の模様は、こちらを参照) shigeomisato.hatenablog.com shigeomisato.hatenablog.com アトリエ当日を迎える。 過去の経験上、初めてすることは大抵ものすごく不安になる。会議の主催ということであれば、参加者が増えれば増えるほど、事前の経験とかけ離れればかけ離れるほど、大きくなる。だからこそ、できる限りの準備をするのだけれども、それでも不安はぬぐえない。不思議なもので、感覚的に、これくらいの不安感でその瞬間を迎えると、意外と大丈夫だったりする。逆に、初め…
(人道支援に関するデータについて、アトリエ(英語・日本語で言うところのワークショップ)を開催することになった。前回の記事はこちら) shigeomisato.hatenablog.com 正確なデータをとる方法について関係者を集めて考えるために、アトリエを開催することが決定した木曜日の夜、僕はそれまでの議論と、その決定に疲れ果てていた。その日はまっすぐ帰宅し、金曜日から作業を開始。アトリエ開催まで残り6営業日。 前回記載した通り、準備作業としては、以下のようなことを行う必要がある。 ・企画書のドラフト ・企画書について、上司の承認 ・出席者へのアポ取り、出席およびプレゼンの承諾 ・遠方からの参…