顔を伏せながらお出迎え やはり出発は別々になったが、羽田には殆ど同着のJAL便で調整したようだ。 シンディーは粘り強くJAL支店のプランナールームで、羽田の着便を逆算で書き出し上海からの飛行時間が短いのに気づき、香港のファミリーを先着することも考慮した。 香港羽田便の方が多いので、手際よく予約できた、リューさんが上海の慰労会に出発前にプランシートと、上海羽田間のチケットも渡すことが出来た。 リュウ―さんのお嬢さんも同行するので、杉原さんに連絡同意を得てファミリー旅行が始まる。 今回は勇退した人の来日だが、現役時代んなら省庁はそれなりの対応が必要だ。 杉原局長と神田警視も同行し、二階堂警部がハイ…