今朝教えて頂いた禅の言葉 両頭倶截断 一剣倚天寒(両頭ともにせつだんすれば 一剣天によってすさまじ) 楠木正成が湊川で足利尊氏の大軍を迎えようとしたとき、兵庫の禅院に来て、明極楚俊(みんきそしゅん:弘長2年(1262年) - 建武3年9月27日(1336年9月28日))、鎌倉時代末期から南北朝時代にかけて、元から日本へ渡来した禅僧)和尚に尋ねた。 「生死交謝(せいしこうしゃ)の時(とき)如何(いかん)」意味:人の生死の岐路に立った時はいかにしたらいいでしょうか 和尚が答えた。「両頭倶(とも)に截断すれば、一剣天に倚つて寒し(すさまじ)」意味:生死の二元論を断ち切れ。一本の剣だけを静かに天に向か…