近藤誠さん(医師)が亡くなったのは昨年だっと思う。私よりも2歳若く73歳であった。死因は虚血性心疾患ではなかったろうか。「健診は受けるメリットなし」という趣旨の近藤さんの本を読みながら、私は受診していた日々を思いだす。近藤さんは慶応医学部出身の内科医師あった。その主張はユニークすぎて、慶応大学医学部では最後まで講師のままであった。近藤さんとの直接の面識はなかった。 さて、今朝の朝日新聞朝刊に近藤さんの新刊広告が載っていた。『「健康不安」に殺されるな』(ビジネス社、1,540円)「亡くなる3日前まで書き続けた渾身のラストメッセージ!」との文言が躍っていた。「僕が最後に伝えたかった一番大事なこと」…