地下鉄駅 作者:何致和 河出書房新社 Amazon 『地下鉄駅』何 致和著 及川 茜訳を読む。 唐突だが、電車のホームドアと防潮堤は似ている。前者は飛び込み自殺を、後者は地震による津波を防ぐためのもの。でけど、完全に防ぐことはできない。 主人公•葉育安は、台湾の地下鉄会社に勤務。肩書は運転管理課の主任。地下鉄の自殺防止プロジェクトリーダーとしてどうすれば飛び込み自殺件数を減少できるか有効な施策に頭を痛めている。ポスターで自殺防止を訴えるが、効果はないようだ。全駅ホームドア化するには、莫大な予算がかかる。 私生活では、バツイチ。難しい年頃の娘、認知症の母と3人で暮らす。こちらも頭が痛い。 なぜ飛…