Q. 現代のフィクションから、神話・伝承に至るまで、古今東西、「女神」とされる存在のデザインは、豊満な肉体を持つ女性なのか? A. 必ずしも豊満な肉体を持っているわけではありません。文化人類学や考古学の視点では、女神のデザインは「その社会が神に何を求めているか」によって、豊満な姿から痩身(そうしん)、あるいは非人間的な姿へと様々なバリエーションが見られます。 1 「女神=豊満」というイメージ主に「多産」と「生存」が最優先だった先史時代の価値観に根ざしてると考えられます。 文化人類学的・考古学的考察において、起源初期の女神像が豊満である理由は、当時の社会では「脂肪」と「大きな乳房・臀部(でんぶ)…