Apocalypse Now
フランシス・コッポラ製作・監督・脚本。原作はジョセフ・コンラッドの『闇の奥』。
ベトナム戦争下。ジャングルの奥深くに王国を築いたというカーツ大佐を暗殺する指令を受け、ウィラード大尉が部下とともに川をさかのぼっていく。
戦争の狂気を描くだけでなく、人間の内面にまで斬り込む内容は、単なる戦争映画にとどまらない。
1979年カンヌ国際映画祭グランプリ。
きわめて難航した撮影現場の様子をとらえたドキュメンタリー映画『ハート・オブ・ダークネス/コッポラの黙示録』もある。
2001年には、約50分の未公開シーンを追加した『特別完全版』も公開された。
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NHK-BSで3月14日放送。フランシス・フォード・コッポラ監督。1986年。 キャスリーン・ターナーのおばさんくささが終始かなりの違和感を漂わせており、昏睡状態で見た夢だと考えればそれはそれで良い気はするものの、意図的な演出にも見えず、他方で夢ではなかったという描写(マイケル・フィッツシモンズの著書における献辞)もあり。 借金返済のための雇われ仕事とはいえ、「ゴッドファーザー」や「地獄の黙示録」の監督がここまでキレのない鈍臭い作品を撮るのかという驚きはある。長く厳しい103分。 若き日のジム・キャリー、ヘレン・ハント、ソフィア・コッポラは見ることができる。