2020年の新型コロナウイリスによる日本の死者数は3,492人。一方、フランスの死者数は64,632人。日本の人口はフランスの約2倍なのだから、日本で13万人の死者がいてもおかしくないのに、立派な成績である。批判をする前に、まずは褒めてみるべきである。 そしてなぜ、こんなにも差がでるのか考えてみると、やはりアジアに住んでいる人には一定の免疫があり、ヨーロッパに住んでいる人には、それがなかったということだろうか。仮にそれが正しいとすると、次回、さらに新しいコロナウイルスが出現したときは、ヨーロッパの人々も免疫を獲得しているので被害が小さい可能性がある。 一方、将来ヨーロッパで未知のウイルスが出現…