東京都は9月9日、「地震に関する地域危険度測定調査報告書(第9回)」を公表。 「調査のポイント」として掲げられた3点のうち、3点目の項目が気になった。 都内5,192町丁目(市街化区域内)を対象に、建物倒壊、火災、総合の3つの危険度について、5段階のランク付け(相対評価)を行いました。 建物倒壊危険度では、木造建物について、2016年熊本地震における建物被害実態を加味した建物全壊率を採用するなど、より精度の高い測定方法へ改善しています。 危険量は全体として減少しており、市街地の防災性が向上していることが確認されました。 「危険量は全体として減少しており」ということは、裏を返せば、危険量が減少し…