《書評の続き》 (著者と生徒との写真掲載) 「教育インタービュー」 「すべての子供たちの善と可能性を信じて」 「高校進学を果たせなかった生徒。世間が“落こぼれ”と突き放した子供達を預かって育てたい」と七年前、開校した「神戸暁星学園」。 現在までに千人を越える生徒を育て,社会に送り出してきた。 同校の創立者であり、名誉校長の中原武志さんが同校の教育現場から、いかに子供達を育てていったかを示した著書「教育の原点を求めて」が十一月に出版される。中原さんに自らの教育体験を聞いた。 * 学校創立のいきさつは? 「教育とは何か?という議論が多く交わされますが、現実には従来の学校制度の枠から取り残された子供…