その①の続き 天神橋を後にし、宮原駅の交差点を越え、暫く歩くと、向かって右側に小さな石碑が立っています。 宝暦九年造立の橋供養塔です。 橋供養塔や石橋供養塔は、埼玉に多く残っているそうですが、これ迄の旅では、あまり見かけることは、なかったような。 江戸時代の埼玉は、農地造成の為、各地で用水路を引く灌漑工事が行われました。 その際に石橋を掛け、記念碑的に建てたのが石橋供養塔だとする説があるそうです。 中山道を横断していた水路も今は、埋められたのか、暗渠となったのか分かりませんが、供養塔だけがポツリと立っています。 日本橋から 八つ目の一里塚は、距離的にここら辺りにあったと思いますが、それを偲ばせ…