今では死語となった(?)「良妻賢母」という言葉。 その言葉は、誉め言葉というよりも現代では「女性蔑視」ととられることが多いでしょう。 幕末~明治初頭の儒者・洋学者・官僚である中村正直が明治8(1875)年に行った「善良ナル母ヲ造ル説」が源泉されるのではないかと思われます。 目次 中村正直 中村正直が考える「良妻賢母」 堺利彦が考える「良妻賢母主義」 脳内昭和(明治?)のオトコたち 中村正直 日本史の教科書でもあまり見かけない人物ではありますが、彼の先行研究は少なくありません。 中村正直なかむらまさなおは明治時代の日本の啓蒙思想家であり教育者、文学博士です。 英学塾。同人社の創立者で東京女子師範…