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堺筋線

(地理)
さかいすじせん

大阪市高速電気軌道の路線のひとつ。

概要

天神橋筋六丁目天下茶屋間を結ぶ、OsakaMetroの路線。正式には高速電気軌道6号線。
ラインカラーは阪急と乗り入れる事を意識して茶色。ただ、「阪急マルーン」とは色目が異なる。
天神橋筋六丁目からは、阪急千里線阪急京都線に乗り入れ、北千里高槻市まで乗り入れる。
なお、阪急乗り入れの関係で全列車に種別が設定されている。

他の路線と違う点

阪急線と相互乗り入れをする関係上、他のOsakaMetroの路線とは少し勝手が違う路線である。

車両の形状

1両につき片側4カ所の扉があるのが大阪市営地下鉄では一般的(長堀鶴見緑地線と今里筋線は車両が小さいので3カ所)であるが、堺筋線の車両は、阪急と規格を合わせている関係で3カ所である。
また全線地下路線であるが、地上を走る阪急線の規格にあわせて架空線式となっているため、車両にはパンタグラフが設置されている。

車両のルール

OsakaMetroでは基本的に優先座席付近で携帯電話の電源を切るルールを採用しているが、堺筋線では相互直通先の阪急線に準じ、北千里・高槻市方面の先頭車(8号車)を電源OFF車両と定めている。

車庫

都心部のみを走るため沿線に車庫を設けることができず、また他の路線と規格が異なるといった理由から独自の車庫が必要であり、阪急京都線の相川〜正雀間に「東吹田検車場」を設置している。この関係でラッシュ前後に入庫便として正雀行き普通列車がある。

歴史年表

1969年 12月6日、天神橋筋六丁目駅動物園前駅間が開通し、阪急千里線・阪急京都線との相互直通運転を開始
1979年 3月5日、動物園前駅〜阪急河原町駅間直通の急行が運行開始(平日の朝と夕方のラッシュ時のみ)
1993年 3月4日、動物園前駅天下茶屋駅間が開通
2001年 3月24日、夕方ラッシュ時の急行を快速急行に変更
2007年 3月17日、急行と快速急行に代わって、準急が運転開始*1
2010年 3月14日、京都方面行き準急の運転区間が茨木市駅から高槻市駅まで延長
2011年 5月14日、土・休日ダイヤにおいて、準急(天下茶屋駅〜阪急河原町駅間)が運転開始
2013年 12月21日、平日朝夕運転の準急も河原町駅まで延長、最終電車運転時間も30分程度延長

駅と接続路線

駅No. 駅名 読み“えき”は略 接続路線
K11 天神橋筋六丁目駅 てんじんばしすじ6ちょうめ 阪急千里線(相互直通運転/一部は千里線を介して、淡路から京都線へ直通)
谷町線
K12 扇町駅 おうぎまち JR大阪環状線天満駅
K13 南森町駅 みなみもりまち 谷町線
JR東西線大阪天満宮駅
K14 北浜駅 きたはま 京阪本線
K15 堺筋本町駅
(船場東)
さかいすじほんまち
(せんばひがし)
大阪市営地下鉄中央線
K16 長堀橋駅 ながほりばし 長堀鶴見緑地線
K17 日本橋駅 にっぽんばし 千日前線
近鉄奈良線近鉄日本橋駅
K18 恵美須町駅 えびすちょう 阪堺電気軌道阪堺線
K19 動物園前駅
(新世界)
どうぶつえんまえ
(しんせかい)
御堂筋線
JR大阪環状線大和路線新今宮駅
K20 天下茶屋駅 てんがちゃや 南海本線高野線


リスト::鉄道路線

運行形態

堺筋線内で完結する列車よりも阪急へ直通する列車の方が多い。
平日の朝夕ラッシュ時(朝の天下茶屋行きと夕方の天下茶屋始発)と土休日の日中は天下茶屋〜河原町間直通準急が運行される。

車両

定期列車は8両編成だが、臨時列車で6両編成がある。

  • 66系
  • 阪急3300系
  • 阪急5300系
  • 阪急7300系
  • 阪急8300系

*1:朝ラッシュ時は、河原町⇒天下茶屋間 夕ラッシュ時は、天下茶屋⇒茨木市間

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