映画監督。
1924年山梨県甲府市生まれ。
1947年、大映の助監督募集に合格。
1952年イタリア留学を経て、帰国後、溝口健二監督作品、市川崑監督作品に助監督として参加。
1957年『くちづけ』で監督デビューを果たす。
以降、大映で48本の作品を撮影する。
男優では勝新太郎、市川雷蔵、田宮二郎、川口浩、女優では野添ひとみ、安田道代(大楠道代)、岸田今日子、緑魔子など、
大映のスター俳優と組んで数々の傑作を生み出すが、
中でも若尾文子とのコンビ作はその数20に及び、互いの代表作となる作品を何本も作り上げた。
勝プロ、ATGなどでも作品を残し、70年代後半には大映テレビのドラマの演出・脚本なども手掛けた。
1986年、脳内出血のため死去。享年62歳。