1996年1月、南ベトナムから国境を越えて花山岩画を踏査した後、区都南寧から60キロ北の武鳴県馬頭郷前蘇村を訪ねた。この村は、稲作の純農業地帯で、約200家族、700人の小さな村で、小学校が1つある。 岩山から見下ろした馬頭郷の水田地帯 馬頭郷の死者を弔う旗 死者の出た家の様子 村は水田地帯の丘のような所にあり、一番上に小学校がある。私は、通訳の李さんの案内でウン・ヨーウさん(35歳)の家を訪れ、この地方の生活文化を調べることにした。 葬式用の飾りづくり 葬式用の棺の上に置く飾り 世話になったウン。ヨーウさんの奥さんと筆者 私の同行者はビデオカメラマンの小森君と、通訳の李譍剛さん、自治区博物館…