声の話は、けっこうパーソナルなことで、誰もが望むとは限りません。 いきなり、「あなたの声は」などと切り出すと説教のようになりかねません。 自分の声がどうなのかというのは、あまり聞きたくないでしょう。褒められたら、うれしいし、びっくりするかもしれません。しかし、「変な声」などと言われたらショックでしょう。 「言っていることがおかしい」ということ以上に、「声がおかしい、変、嫌い」というのは、人格まで傷つけかねません。多くの人が、自分の声にコンプレックスをもっているからです。