電炉大手の大和工業(5444)は、9月4日、前日比187円高(+2.64%)の7,279円と、8月9日につけた7,206円以来、1ヶ月ぶりに上場来最高値更新したのである。そして、9月6日にも9,330円と再度上場来最高値更新したのである。直接的な材料があったわけではないが、バリュー株・高配当株を背景に、原材料の鉄スクラップの価格が落ち着いたことと昨今の円安(海外事業の比率が高い)により、利益の上振れが期待できることが評価されたのかもしれないのである。 大和工業 祝! 上場来最高値更新 ところで、少し古い話であるが、8月30日の日経新聞の特集「決算ランキング② 上場企業の純利益率4-6月」におい…