蔵元の家に生まれた駆け出しのコピーライター佐伯夏子が、兄の死をきっかけに、兄の遺した幻の米「龍錦」を育て日本一の酒造りに挑む。「全国に日本酒ブームを巻き起こした」名作(出版社)。
著者:尾瀬あきら
出版:講談社漫画文庫
初出:週刊モーニング'88年28号〜'91年14号
なお、作中に出てくる幻の米「龍錦」のモデルは「亀の尾」という米であり、それから造られた酒が「亀の翁」、醸造元は久須美酒造株式会社である。
「1988年の春から連載がはじまり、およそ3年。全12巻のドラマになりました。酒好きのくせに酒のことを何も知らなかった、知ろうともしなかった自分への反省と、知ったことを読者に伝えたいという思いで描きました。また、期せずして農業の問題にもふれ、多くのカルチャーショックを味わいました。全編米作りなので、これは「夏子の酒」ではなく、「夏子の米」だと言う方もいます。テレビドラマにもなり、夏子役の和久井映見ちゃんと握手したのも収穫でした(笑)。」
第1巻 (知っている方教えてください)
第2巻 表:お日様みたいなお酒、味わってみたいとおもいませんか?
背:激厚ボリュームの〈新装版〉
第3巻 表:夏子の情熱が、日本酒を、農業を変えていく! たおやかに、力強く!
背:内容&ボリューム充実!
第4巻 表:日本酒の旨さ、厳しさ、美しさ、再発見! 表:夏子の酒造りにかける情熱と夢―。
背:超ボリューム
第5巻 表:心地よい酔い 極上のひとときが味わえます
背:日本酒の美味しさ再発見!
第6巻 表:夏子の酒誕生! 夏子の夢と情熱が実を結ぶ 感動の完結編
背:万感の最終巻