新国立劇場で、『夏祭浪花鑑』を観た。 本当は行く予定ではなかったのだけれど、千穐楽の前日になってポッと時間が空いて、もしかして行けるかも!と思いチケットを取った。 その5分後には、自分の手にチケットが握られていたのだから、すごい時代になったものだ。我が家から徒歩5分のセブンイレブンの発券である。 こんなことに今更ビックリしているのも年を取ったせいだろうけれど、すごいじゃないか。 さて、なぜ観に行く予定がなかったかといえば、 『夏祭浪花鑑』は、今年4月の愛之助の団七が、多分今の時代にできる最高の「夏祭」ではなかったかと思ったからだ。 それから歌舞伎座の秀山祭にできれば何度も通いたいと思ったことも…