自民党の裏金問題で、政界全体が揺れている。立憲民主党の泉代表は「ミッション型内閣」を提唱しているが、その実現性は低い。維新の会や国民民主党は、憲法・原発・国防など基幹政策で合意できないと、連立は難しいとしているからだ。私も、少なくとも外交・防衛に関しては、ある程度の連続性がないと政権交代は難しい(*1)と思う。 しかし地方組織まで含めた自民党の体質は昭和の時代から変わっておらず、もう一度下野して「リセット」してもらった方がいいとも思う。根本的な政策転換をするには、そのような(政界全体の)体質改善が必要だ。例えば、経済同友会がEBPMに基づく財政支出見直しをして財政再建に繋げよとの提案(*2)を…