朝日新聞に、毎日、読者投稿の川柳が載る。タイムリーな時事川柳が多いのだが、辛辣でニヒルな句があれば、ついニヤリとするような機知に富む句もあっておもしろい。この紙面は私の朝のひと時に欠かせない。 “強いよりやさしい国にしておくれ” この句を詠んだ人に会って話し込んでみたいと思った。この一言に胸を揺さぶられる。私たちの国は、この句のようであってほしいと思う。 ネット空間で、坂本龍一さんが次のように言っていると知った。 「戦争は外交の失敗として定義され、『攻めてきたらどうするか』という議論は本質を外している。本来は攻められない状況を日々の外交でつくることこそ重要であり、それを怠ったまま『攻めてくるか…