外交交渉を戦略的、効率的に行うために立案される総合的な対外政策のこと。
国家にとって生存、平和、繁栄、独立を求めることは当然であるが、その国内、国外情勢はさまざまである。すなわちそれぞれの国家にそれぞれの適切な国家戦略があると考えられる。その国家戦略を達成するための対外的な戦略が外交戦略であたり、その外交戦略を実際に実現するのが外交政策である。
日本は長年にわたりイランと友好関係を築いてきた。アメリカやイスラエルとも安定した関係を保っており、そこには歴代政権の外交努力があったはずだ。しかし、重要な局面になると、そうした関係を十分に生かし切れていない。現在のイランとアメリカの対立においても、日本はイランやアメリカと友好関係を持たない国々と同様に、指をくわえて見ているだけの印象を与えている。国際会議の場で日本は「日本がリードしていく」と口にすることが多いが、それは外交力や調整力の不足を覆い隠しているように見える。 ロシアとの関係も同様だ。安倍元首相は長年にわたりプーチン大統領と友好的な関係を築こうと努めたが、その結果、政権末期には北方領土…
トランプ氏のイラン演説が米・イラン関係に与える影響とは? イラン核合意を巡る演説の中で、トランプ大統領は過去の米・イラン関係から得られるべき重要な教訓を見落とした。特に、激動の1970年代が残した歴史的経緯への言及が欠けていた。この点は、米国の外交政策がイランとの対立再燃へと転換した場合に生じうる影響について、多くの疑問を提起している。
こんにちは。うぇるです。 中二病的な国家戦略について語ってみたい。 知らないどこかで、現代の諸葛亮孔明が、現代版の「天下三分の計」を案じているに違いない。 メルカトル図法 日本中心の世界地図 このような妄想にとりつかれた背景は、世界の縮小と大国の猛拡大を感じているからだ。 情報技術の発展により、世界はかつてないほど縮小され、国際関係の在り方も大きく変化した。国家間の競争は、単なる軍事力や経済力だけでなく、情報戦や技術戦へとシフトしている。 図に示した通り、大国は拡大路線を強硬に進めている。 私は、現代において「侵略」戦争は起こらないと考えていたので、ロシアのウクライナ侵攻にはとにかく驚いた。そ…
booksch.hatenablog.com アメリカ大統領選挙でドナルド・トランプ氏が再選されたことへの世界的な反応 アメリカ大統領選挙でドナルド・トランプ氏が再選されたことへの世界的な反応 こちらの記事が印象に残りましたので、備忘録に置いておきます。 Ⅰ. トランプ再選への世界的な反応1.:ヨーロッパ: ヨーロッパ諸国は、トランプ氏の再選を強く懸念しています。その理由は、彼の「アメリカ第一主義」政策、NATOへの懐疑的な姿勢、多国間主義への反発、そしてウクライナ情勢への対応など、ヨーロッパの安全保障や経済に直接的な悪影響を及ぼす可能性があるからです。特に、ウクライナへの支援の減少や、ロシア…
岸田首相、中国処理水禁輸に激怒!習氏との対話で即時撤廃を要求 1. 日中首脳会談での激しい対立! 岸田文雄首相はAPEC首脳会議での日中首脳会談で、中国の処理水禁輸に強く反発し、即時撤廃を要求しました。この問題は、東京電力福島第一原発の処理水海洋放出に関するもので、両国関係に大きな影響を与える可能性があります。 2. 処理水問題の深刻な影響とは? 政府は処理水の放出が安全であると主張していますが、中国はこれに反対し、偽情報を広めています。これにより、日本産水産物の輸入停止が起こり、日本の水産業に深刻な打撃を与えています。首相の激しい反発は、この問題の深刻さを物語っています。 3. 日本の外…
狂人理論とは、アメリカ合衆国第37代大統領リチャード・ニクソンの外交政策の要として広く知られる理論あるいは戦略です。ニクソンおよびニクソン政権は、東側諸国の指導者たちに大統領が非合理的で気まぐれだと思わせることに腐心した。 狂人理論は、1969年にニクソンによって提唱されました。ニクソンは、東側諸国との交渉において、自分が非合理的で気まぐれな人物であると思わせることで、相手に恐怖を抱かせ、有利な条件を引き出すことができると考えていました。 狂人理論は、ニクソンの外交政策において効果的に機能したと考えられています。例えば、1972年に発生したベトナム戦争のパリ協定締結において、狂人理論は、ニクソ…
booksch.hatenablog.com 【本屋物語】05月11日号 check…TIME誌 独占インタビュー #岸田文雄 首相は、かつて平和主義だった日本に、国際舞台でより積極的な役割を与えようとしている。| #政治はケンカだ! #泉房穂 ✖️ #鮫島浩 check…TIME誌 独占インタビュー 岸田文雄首相は、かつて平和主義だった日本に、… 以下の文書は特に印象に残りました。 岸田は、より地球的な問題に夢中になっている。日本では、再分配政策によって中間層を増やす「新しい資本主義モデル」を打ち出した。海外では、韓国との歴史的な対立を解消し、米国などとの安全保障同盟を強化し、防衛費を50%…
日本からみたアメリカの外交政策や戦争の歴史をとらえる。「正義の国」として戦争を開始したと映るときもあれば、好戦的に戦争を仕掛けているかのように映るときもある。アメリカにはいくつものパーソナリティ、多面性がある。いくつかの切り口からその特徴をとらえる。次の流れで紹介していく。 ・アメリカ外交の特徴・共和党と民主党の特徴・ヘレン・ミアーズ アメリカの鏡によるアメリカの特徴・アメリカ大統領・世論が誘導されて開始した戦争・大統領別戦争史 ■アメリカ外交の特徴原則、国益を重視するため、それまでと真逆の政策をとる場合がある。例えばGHQによる日本の民主化・非軍事化が共産主義を封じるためであったにせよ194…