小説家は、人間の身体が空間の中にあってその身体が感知するもの(A)と、自律的に動く言語の体系(B)という、まったく異なる二つの原理にまたがって文章を書いているということだ(ここに三つ目として記憶の原理というのも考えられるが、それが(A)か(B)のどちらかに吸収されうるのか、やっぱり(C)となる本当に三つ目の原理なのかは今は考えないことにする)。 (保坂和志『小説の自由』 p.171-172) 9時半起床。11時前になったところで第五食堂で打包。食後、コーヒーを飲みながら、きのうづけの記事の続きを書いて投稿。ウェブ各所を巡回し、1年前と10年前の記事を読み返す。以下、2023年3月16日づけの記…